目次

アプリを出す

「できました、あとはよろしく」。作る側にとっての終わりは、動かす側にとっての始まりだった。

票番号01-006
報告者営業本部
件名取引先向けの注文アプリの公開
状態調査中
前回の名前、思い出せますか?(開くと答え)

状況の3分類=ordered・complex・chaotic(複雑性思考)。必要最小の手順に=keep it simple and practical。まず削ってから自動に=optimize and automate。小さく試す=progress iteratively with feedback。改善の7ステップ=continual improvement model。

FIRST「できました」で終わるのは、作る側だけ

作るチームと動かすチームのあいだに壁があると、
利用者は、その壁にぶつかります。

作る側も、動かす側も、自分の持ち場の仕事はやりきった。それなのに、公開の初日に困ったのは、取引先と営業さんでした。

WHYFAXの注文は、なぜ1日半かかるのか

経営会議が選んだ4件のひとつが、取引先向けの注文アプリでした。第4話で、FAXの注文が「旧_予備」サーバーでPDFになり、営業所の事務の人が出荷指示を作っている、という流れが見つかりました。アプリを作る前に、リーダーと営業本部の受注の課長は、その流れを1枚の図に描いてみました。手始めに営業所の共有フォルダを開くと、まだ誰も開いていない注文のPDFが、いくつも並んでいました。

取引先がFAXを送る手書きの注文票作業 2分
待ち0.5日
PDFが共有フォルダに旧_予備で変換作業 1分
待ち0.5日
事務が読んで入力読みにくい字の確認電話も作業 15分
待ち0.5日
工場へ出荷指示基幹システムから作業 5分
手を動かしている時間の合計約25分
注文から出荷指示までの時間約1.5日
図1 FAX注文の流れの図。作業は合計25分なのに、全体は1日半。時間のほとんどは、手を動かしていない「待ち」だった。

この図を描いたことで、アプリで本当に縮めるべきものが分かりました。入力の15分ではありません。3回の待ちです。営業所の事務の人が、FAXが来たことに気づくまで。手が空くまで。工場への指示をまとめて出す時刻まで。

流れの手順と、チーム間の受け渡しと、待ちの時間を図にすることを、ITILはバリューストリーム・マッピング(value stream mapping)と呼びます。ある時点の写真のようなもので、理想の手順書ではなく、今の実際の流れを描くのが基本です。

WALL「できました、あとはよろしく」

アプリはベンダーの開発チームが作りました。公開の前の週、開発チームのリーダーが、使い方の説明書を1冊持って情シスに来ました。「できました。あとはよろしくお願いします」

情シスの手元に残ったのは、その1冊だけでした。取引先から「パスワードを忘れた」と言われたらどうするのか。注文が基幹システムに入らなかったら、どこを見ればいいのか。止まったら、誰が直すのか。どこにも書いていない。

公開の初日、取引先からの問い合わせは、情シスではなく、営業所の担当者の携帯にかかってきました。取引先にとって、会社の窓口は「いつもの営業さん」だったからです。外回りの途中で鳴り続ける携帯に、担当者は「確認して、折り返します」と答えるしかありませんでした。

作るチーム(ベンダーの開発)

仕様どおりに作り、テストを通した。公開した時点で仕事は終わり

動かすチーム(情シス)

何が作られたかを知らされずに、公開の日から動かす責任を渡された
図2 作る側と動かす側のあいだの壁。取引先の問い合わせは、壁の向こうの誰にも届かず、営業さんの携帯に落ちた。
読み解き

開発チームは、契約どおりにきちんと作りました。情シスも、渡されたものを動かそうとしていた。壁は、どちらかの怠慢でできたものではありません。作ることと動かすことが、別々の契約と、別々の物差しで管理されていたから、自然にできた壁です。

開発チームの物差しは「期限までに仕様どおりに作ったか」。情シスの物差しは「止まらずに動いているか」。取引先が気にしているのは「注文が早く届くか」。3つの物差しのどれにも、壁の上を誰が渡すかが入っていなかった。

リーダーは、図2を課長に見せて言いました。「4つの側面で言うと、穴はパートナーとサプライヤーです。開発チームとの契約に、作ったものを動かす側へ渡すところまでが入っていなかった」

BEHIND壁の両側に1体ずつ。携帯の向こうに、もう1体

うしろを見る

作る側も、動かす側も、契約どおりにやっていました。壁の両側と、問い合わせが落ちてきた営業所。どの席にも子がいます。

子は人ではなく、席につく。言葉がきつくなるのは、うしろの子が何かを怖がっているとき。6体の紹介は地図に

営業所
営業所の担当者

「アプリのことなんて、こっちは何も聞いてないんですよ」

はつみみ初見

怖いのは取引先に聞かれて初めて、自分の会社が何を出したのかを知ること

情シス
情シス(動かす側)

「止まったら、誰が直すんですか。説明書のどこにも書いていない」

くうらん懸念

怖いのは何が作られたのかを知らないまま、公開の日から動かす責任だけを渡されること

社外
開発チームのリーダー

「できました。あとはよろしくお願いします」

もやすけ未翻訳

怖いのは作ったものが、会社のどこにどうつながって動くのか、見えないまま渡すこと

せきのこ ── 席のうしろの、小さな子たち

DEVOPS速さと統制は、どちらかを選ぶものではない

立て直しの話し合いで、開発チームのリーダーが言いました。「うちは小さな直しを毎週出したいんです。でも情シスさんの変更カードを毎回通していたら、月に1回しか出せない」

第3話と第9話の経験が、ここで生きました。止まったときに痛いもの(基幹システムへの注文の受け渡し)は、変更カードで影響を見てから出す。画面の文言の直しのような小さなものは、自動のテストを通れば毎週出す。リスクの低い決まった変更は、前もって承認しておく。

開発と運用をつなぎ、価値を途切れなく流すための文化とやり方のまとまりを、DevOpsと呼びます。ツールの名前ではありません。中心にあるのは、自動化と、作る側と動かす側が結果の責任を分け合う文化です。ITILが構造と統制を、DevOpsが速さと協力の文化をもたらし、組み合わせると、速さと統制の釣り合いがとれます。

その後、開発チームは、公開した週の問い合わせを情シスと一緒に読む会に出るようになりました。「パスワードを忘れた」が多いと分かると、次の週にはログイン画面に「忘れた方はこちら」を足して出してきた。

PROJECT作る期間と、動かし続ける期間

このアプリづくりは、始まりと終わりと予算が決まった、一時的な取り組みでした。ITILは、大きな変更や新しいサービスを作るときにはプロジェクトに頼ります。プロジェクトを構造化して進める手法の代表がPRINCE2です。段階を区切り、役割を決めて進め、土台にビジネス正当性の継続、つまり「このプロジェクトを続ける事業上の理由が、今もあるか」を確かめ続ける考え方を置きます。

実際、途中で一度、その確認が効きました。取引先に聞いてみると、4割は家族でやっている小さな惣菜店で、スマートフォンで注文する人がいなかった。全部の取引先をアプリに移す、という最初の計画のままでは、続ける理由が半分になる。計画は「アプリを使える取引先から移し、FAXの流れも残す」に変わりました。

そして公開のあと、アプリはプロジェクトの成果物から動き続けるサービスに変わります。そこから先は、ITILのやり方で運用し、サポートし、改善し続ける。作る期間はPRINCE2、動かし続ける期間はITIL、と役割を分け合います。

PRODUCTアプリはプロダクト。届けるのはサービス

アプリの企画書で、営業本部長は「取引先に新しいサービスを出す」と書いていました。リーダーは企画の段階で、この一文に言葉を2つ足していました。

アプリそのもの、注文を受けるサーバー、基幹システムとのつなぎ、それを動かす人。会社の資源を組み合わせて作ったものがプロダクト(product)です。そのプロダクトを通じて取引先に届くのが、「FAXを送らなくても、いつでも注文でき、出荷までが早い」という結果。取引先は、サーバーを買ったり障害に備えたりしなくていい。望む結果を、コストとリスクを自分で抱えずに得られるようにすることがサービス(service)です。

ITIL 5はこの2つを、ひとつの解決策の両面として一緒に管理します。そして「デジタル・プロダクト」「デジタル・サービス」の「デジタル」は、届け方を表しているだけで、プロダクトやサービスの意味そのものは変わりません。

プロダクトとサービス
product / service / digital product and service

productは、組織の資源(人・技術・情報など)を組み合わせて、価値を届けられるようにしたもの。serviceは、利用者が望む成果を実現できるようにして、価値の共創を可能にするもの。利用者は特定のコストやリスクを自分で抱えなくてよい。「デジタル」は届け方を表すだけで、定義は変わらない。

注文アプリと、それを支える仕組みがプロダクト。「いつでも注文でき、出荷が早い」ことを取引先に届けるのがサービス。

STREAM外に届く流れと、それを支える内側の流れ

アプリを動かし始めると、もうひとつ見えてきたことがあります。取引先が注文し、工場から出荷される流れ。これは会社の外の利用者に、直接価値を届ける流れです。ITILはこれをコア・バリューストリーム(core value stream)と呼びます。

一方で、アプリの裏では、営業所の担当者にアプリの管理画面のアカウントを用意する、という社内向けの流れも動いていました。社内の受け手に価値を届けて、コアの流れを支える流れ。こちらがイネーブリング・バリューストリーム(enabling value stream)です。第1話から作ってきた共通窓口とカードは、ほとんどがこちら側の流れでした。

どちらの流れも、8つのライフサイクル活動を、その場面に合わせて並べたものです。会社全体に共通する8つの活動の運営の型がバリューチェーン、それを特定の場面のために並べた道筋がバリューストリームです。

discover発見
design設計
acquire取得
build構築
transition移行
operate運用
deliver提供
supportサポート
図3 注文アプリを作って届ける流れ(バリューストリーム)に使われた活動。8つの活動の並びそのものは、会社全体で共通のバリューチェーン。

最後に、流れの図をどう使い続けるかを決めました。図1は、1回描いて終わりの写真です。そこに責任者(営業本部の受注の課長)と指標(注文から出荷指示まで4時間以内)を置き、毎週追いかけて、待ちを減らし続ける。描くことがマッピング、責任者と指標を置いて改善し続けることがバリューストリーム管理(value stream management)です。

バリューストリームと、その図と管理
value stream / core ・ enabling / value stream mapping ・ management / value chain

value chainは、価値をつくって届けるための8つの活動からなる運営モデル(組織全体で共通)。活動はライフサイクルの8つ(発見・設計・取得・構築・移行・運用・提供・サポート)と同じ。ITIL 4のバリューチェーンは、計画・改善・エンゲージ・設計と移行・取得/構築・提供とサポートの6つの活動だった。value streamは、それを特定の場面のために並べた一連の手順。coreは外部の利用者に直接届ける流れ、enablingは社内向けでコアを支える流れ。mappingはある時点の流れを図にする技法、managementは責任者と指標を置いて統制し改善し続ける取り組み。

取引先の注文から出荷はコア。営業所の担当者のアカウントを用意するのはイネーブリング。図1を描いたのがマッピング、受注の課長が週次で追うのが管理。

DevOpsとPRINCE2
DevOps / PRINCE2 / continued business justification

DevOpsは、開発と運用をつなぎ価値を途切れなく流すための文化とやり方のまとまり(ツールではない)。ITILとは補い合い、ITILは構造と統制、DevOpsは速さと文化をもたらす。PRINCE2は構造化されたプロジェクトマネジメントの手法で、一時的な取り組みを管理する。土台はビジネス正当性の継続。続いているサービスを管理するのはITIL。

開発チームと情シスが問い合わせを一緒に読み、小さな直しを毎週出すのがDevOps。期間と予算のあるアプリづくりはPRINCE2、公開後の運用はITIL。

RELIEF橋をかける途中で、4体目が見つかった

しくみを置く

開発チームと情シスは、問い合わせを一緒に読むようになりました。そして、作る途中で確かめたことで、もう1体、誰も見ていなかった子が見つかります。

営業所の担当者のうしろのはつみみ

怖がっていたこと取引先に聞かれて初めて、自分の会社が何を出したのかを知ること

No.23|ITIL 4の分類:サービス管理
リリース管理
Release management
目的
新しい、または変更されたサービスや機能を、使える状態にする
この話では
計画を「使える取引先から移す」に変え、使えるようにする相手と日を、段階を分けて広げた
ほっとしたのは
使えるようにする相手と日を決めて、少しずつ広げる段取り

体験「置く」と「使えるようにする」、2つのスイッチ

営業所—
取引先—
本社—

情シス(動かす側)のうしろのくうらん

怖がっていたこと何が作られたのかを知らないまま、公開の日から動かす責任だけを渡されること

No.34|ITIL 4の分類:技術管理
ソフトウェア開発と管理
Software development and management
目的
アプリケーションが、機能・信頼性・保守性などの面で関係者のニーズを満たすようにする
この話では
開発チームが「できました」で終わらず、動かす側と一緒に問い合わせを読み、小さな直しを毎週出すようにした。アプリが、作ったあとも直せる状態に保たれる
ほっとしたのは
作る側が、公開した週の問い合わせを一緒に読み、翌週に直して出してくること
開発チームのリーダーのうしろのもやすけ

怖がっていたこと作ったものが、会社のどこにどうつながって動くのか、見えないまま渡すこと

No.1|ITIL 4の分類:一般管理
アーキテクチャ管理
Architecture management
目的
組織を作っている要素とそのつながりの全体像を持ち、複雑な変化を構造的に、機敏に進められるようにする
この話では
アプリと基幹システムの受け渡しを、止まったら痛い場所として全体図の上で分けた。速く出すものと慎重に出すものを、その図で決めた
ほっとしたのは
注文が基幹システムに入るまでの、つながりの全体図
取引先の惣菜店のうしろのあとで途中で見つかった子

怖がっていたこと店の事情を聞かれないまま、ある日FAXが使えなくなること

No.9|ITIL 4の分類:一般管理
プロジェクト管理
Project management
目的
プロジェクトを成功させる。計画し、任せ、見守り、統制し、関わる人の意欲を保つ
この話では
段階を区切って進め、途中で取引先に聞いた。4割はスマートフォンで注文する人がいないと分かり、計画を直した
ほっとしたのは
途中で「続ける理由が今もあるか」を確かめ、FAXの流れも残す計画に直したこと

作る、確かめる、置く、使えるようにする。注文アプリのしくみは、どれも壁の上に橋をかけるものでした。途中で見つかった4体目の子は、壁の外、会社の外の席にいました。

番号と分類はITIL 4の並べ方です。ITIL 5の試験で押さえるのは「プラクティス=資源のまとまり」と2つのグループまで。

せきのこ ── 席のうしろの、小さな子たち

SHIFT正解が、入れ替わる

次の機能を出す前の週、開発チームのリーダーがまた情シスに来ました。今度の第一声は、「できました」ではありませんでした。「戻し方、ここに書いておきました。問い合わせが来たら、まずこの画面を見てください」

「できました、あとはよろしく」は契約どおりの誠実な言葉で、「出すなら、変更カードを通して」も、情シスが第3話で痛い目を見て覚えたことです。どちらも引っ込めずに、取引先の側から1本の流れとしてつなぎ直す。それが、この回の仕事でした。

この回で入れ替わった正解
正解
今まで作る人は作って渡し、動かす人は受け取って動かす
→
これから作る人と動かす人が、利用者に届くまでの結果を一緒に持つ
見る範囲
今まで自分の担当の作業時間を縮める
→
これから流れ全体を図にして、いちばん長い待ちを縮める
価値観
今まで速く出すか、安全に出すか
→
これから痛みの小さいものは速く、大きいものは確かめて。両方とる
ITILの言葉
今までプロジェクトが終われば終わり
→
これから作る期間はPRINCE2、動かす期間はITIL。DevOpsで責任を分け合う。コアとイネーブリングの流れをマッピングし、管理する

メンバーの仕事で変わること

  • 公開の前に、動かすための情報(問い合わせ先、戻し方、見る場所)を開発と一緒に作る
  • 公開した週の問い合わせを、開発チームと一緒に読む
  • 担当の作業時間だけでなく、流れ全体の待ちを見る

その代わりに手に入るもの

  • 公開の日に、何も知らないまま問い合わせを受けなくて済む
  • 同じ問い合わせの原因が、翌週には直って出てくる
  • 「情シスが遅い」と言われにくくなる
残った問い 2月。経営会議の4件のうち、もうひとつが始まりました。問い合わせ窓口に、生成AIを置く。計画書には「問い合わせの半分をAIが答える」と書いてありました。試しに動かした初日、AIはある社員に、3年前の手引きに載っていた古い経費の上限を、自信たっぷりに答えていました。

この回で付いた名前

プロダクトとサービスproduct / service資源を組み合わせて作ったもの/利用者がコストやリスクを抱えずに成果を得られるようにするもの。「デジタル」は届け方
バリューチェーンvalue chain8つの活動からなる、組織全体で共通の運営モデル
バリューストリームvalue stream特定の場面のために8つの活動を並べた、端から端までの道筋
コアとイネーブリングcore / enabling value stream外部の利用者へ直接届ける流れ/社内向けでコアを支える流れ
マッピングと管理value stream mapping / managementある時点の流れを図にする技法/責任者と指標を置いて改善し続ける取り組み
DevOpsDevOps開発と運用をつなぐ文化とやり方。ツールではない。ITILと補い合う
PRINCE2PRINCE2 / continued business justification一時的なプロジェクトを管理する手法。土台はビジネス正当性の継続

もっと詳しく:ITIL 5 解説ガイド(プロダクトとサービスの管理/バリューストリーム/ITILとDevOps/ITILとPRINCE2)

CHECK確かめる

Q1. アプリを作る前に、FAX注文の流れを待ち時間も含めて1枚の図に描いた。公開後は、その流れに受注の課長を責任者として置き、「注文から出荷指示まで4時間以内」を毎週追いかけている。前者と後者は、それぞれ何にあたるか。

  1. A前者はバリューストリーム・マッピング、後者はバリューストリーム管理 mapping / management
  2. B前者はバリューストリーム管理、後者はバリューストリーム・マッピング management / mapping
  3. C前者はバリューチェーン、後者はバリューストリーム value chain / value stream
  4. D前者はプロセス、後者はガバナンス process / governance
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A。マッピングは、今の実際の流れを描くある時点の写真。管理は、そこに責任者と指標を置いて、統制し改善し続ける取り組みです。図1で作業25分・全体1.5日と分かったように、マップは待ちとボトルネックを見つけるのに使います。

Q2. アプリづくりは期間と予算を決めて進め、途中で「続ける理由がまだあるか」を確かめて計画を変えた。公開後は情シスが動かし続け、開発チームは小さな直しを毎週出しながら、問い合わせを情シスと一緒に読んでいる。この組み合わせの説明として、もっとも適切なのはどれか。

  1. A作る期間はPRINCE2、動かし続ける期間はITIL。DevOpsが開発と運用をつなぎ、ITILと補い合う
  2. Bアプリは最初から最後までPRINCE2で管理するので、公開後もITILは要らない
  3. CDevOpsはCI/CDのツールのことなので、ツールを入れればITILの統制は要らない
  4. DITILは速さを損なうので、DevOpsを始めるならITILはやめるべきである
答えを開く

A。PRINCE2は一時的なプロジェクトを管理する手法で、土台はビジネス正当性の継続。続いているサービスを管理するのはITILです。DevOpsはツールではなく文化とやり方のまとまりで、ITILが構造と統制を、DevOpsが速さと協力の文化をもたらします。