目次

ちょっとした設定変更

「すぐやっておきます」で片付いた設定変更が、経理の喜んだその日に、工場の出荷を止めた。3人の言い分は、全部本当だった。

票番号06-003
報告者第二工場
件名出荷ラベルが全ラインで印刷できない
状態調査中
前回の名前、思い出せますか?(開くと答え)

インシデントの原因=problem、分析は済んだが、まだ解決していない問題=known error、直るまでの間に影響を減らす手=workaround。止まってから戻すのがsupport(物差しは戻す速さ)、日々動かすのがoperate(物差しは合意したサービスレベル)。めざす結果に欠かせない前提=CSF、それを確かめる数字=metric。

FIRST「ちょっとした」は、作業する人の物差しだった

変更の大きさは、作業の量では測れません。
止まるものの大きさで測ります。

設定を1か所変えるだけの作業でも、止まるものが工場の出荷なら、それは大きな変更です。この当たり前のことが、個人チャットで頼まれて、個人チャットで引き受けられると、どうしても見えなくなる。この回は、その見えなくなり方の話です。

SCENE経理がはじめて喜んだ日に、工場が止まった

6月の月初、ベンダーのSEが精算システムのサーバーの設定を1か所変えました。前回、インフラ担当が突き止めた「接続が積み上がって固まる」問題の対策です。接続を早めに切るように、待ち時間の設定値を短くした。

効果はすぐに出ました。その月の締めで、精算システムは一度も固まらなかった。経理部長から、短いメッセージが届きました。「今月は、メモ帳を使わずに済んだそうです」

同じ日、第二工場から窓口に連絡が入りました。出荷ラベルが、全ラインで印刷できない。ラインの終わりでは、貼るものを待つ箱が積み上がり始めていました。

原因が分かるまでに、2時間かかりました。出荷ラベルのシステムは、精算システムと同じサーバーの上で動いていたのです。ラベルの印刷は、時間のかかる処理です。ふだんなら、短くなった待ち時間にも収まる。ところが締めの日は、同じサーバーに8つの営業所の入力が押し寄せ、印刷が待ち時間の途中で切られていた。

しかも、誰が、いつ、何を変えたのかが、どこにも記録されていませんでした。インフラ担当が設定ファイルの更新日時に気づき、課長に聞いてようやく分かった。頼んだのも、引き受けたのも、個人チャットでした。

情シス課長とベンダーSEの個人チャット
情シス課長月末の件、設定で直るなら、やっといてもらえますか
ベンダーSEちょっとした設定変更なので、すぐやっておきます
ベンダーSE対応しました
情シス課長ありがとうございます!
図1 この会社で、工場の出荷を2時間止めた変更の、すべての記録。何を変えたか、どこに影響するか、戻し方は、どこにも書かれていない。

WITNESS3人の言い分

リーダーは、3人から別々に話を聞きました。

第二工場の工場長

「うちはずっと『止めるな、変えるな』と言ってきた。変えるなら、せめて前の日に言ってほしかった」

「ラベルが出ないと、冷凍の唐揚げが出荷場に積まれていく。あそこは冷凍庫じゃない。時間がたてば品温が上がって、基準を超えた分は全部捨てるしかない。……2時間止まって、どれだけ捨てたか。情シスの人は知らないだろう」

見えていたもの:止まった現場と、捨てる箱の数
ベンダーのSE

「頼まれたとおりにやりました。設定値を1か所、変えただけです。テスト用の環境は契約に入っていないので、本番で直接やるしかありません。工場のシステムが同じサーバーに載っているなんて、聞いていませんでした。そこは、うちの契約の外なので」

見えていたもの:契約の範囲と、頼まれた1行
情シス課長

「経理の件を、早く片付けたかった。6年前のことがあるから、月末にまた止まるのだけは避けたかったんです。設定1か所と聞いて、正直、誰かに相談するほどのことじゃないと思いました」

見えていたもの:経理の月末と、6年前の記憶
読み解き

工場長は現場を、SEは契約を、課長は経理の月末を、それぞれまじめに見ていた。見ていなかったのは、この変更が通る道の全体です。精算の設定を変えると、同じサーバーの上で何が揺れるのか。それを確かめる役目が、誰にもなかった。

そして、全体が見えなかった理由のひとつが、また個人チャットです。課長とSEの二人の間で始まって、二人の間で終わった。二人の外にいる工場長には、知らせが届く経路そのものがありませんでした。「その設定、何に基づいて変えたの?」と後から聞かれても、答えは「チャットで頼まれたので」になる。第1話と同じ形です。

BEHIND3人とも正しい。だから、子も3体いた

うしろを見る

3人の言い分は、どれも本当でした。工場長とベンダーのSE、それにラベルが止まった出荷場。席を順にめくると、子は別々のものを怖がっています。

子は人ではなく、席につく。言葉がきつくなるのは、うしろの子が何かを怖がっているとき。6体の紹介は地図に

工場
工場長

「変えるなら、せめて前の日に言ってほしかった」

はつみみ初見

怖いのは自分の知らないところで、ラインにつながるものが変わること

社外
ベンダーのSE

「テスト用の環境は契約に入っていないので、本番で直接やるしかなかったんです」

くうらん懸念

怖いのは確かめる場所がないまま、本番でぶっつけになること

工場
第二工場の出荷担当

「出荷の日だけは、やめてください。今日じゃない」

あとでタイミング

怖いのはいちばん止めてはいけない日に、変更が入ってくること

せきのこ ── 席のうしろの、小さな子たち

PATH本番に入るまでに、通るはずだった道

新しく作ったものや、変えたものを、実際に使われている場所に持ち込むまでには、ふつう段階があります。ITIL 5は、製品とサービスの一生を8つの活動に分けていて、そのうち2つがここに関係します。

ひとつは構築(build)。部品を作って、確かめる活動です。成功の物差しは、仕様どおりに作られ、テストで確かめられたか。もうひとつが移行(transition)。変更を本番に移す活動で、成功の物差しは本番に持ち込んだエラーの数と、事業への影響です。

図2 今回の変更が実際に通った道。最初の一歩のあと、3つをとばして本番に入った。

移行の物差しで今回を測ると、こうなります。本番に持ち込んだエラーは1件。事業への影響は、第二工場の出荷が2時間止まり、品温が基準を超えた製品を廃棄したこと。経理の問題は解けたのに、移行としては失敗でした。

付け加えると、戻すのは簡単でした。原因が分かってから、設定を元の値に戻すまで5分。戻し方が先に決まっていて、誰が何を変えたかが分かっていれば、2時間は10分で済んだはずです。

設定を戻すと決めたとき、インフラ担当はこう言いました。「戻せば、精算はまた月末に固まります。既知のエラーに逆戻りです。でも、回避策の再起動はもう3人でできる。工場を止めておくよりはいい」

構築と移行
build / transition

どちらも8つのライフサイクル活動の一部。buildは、部品を作って確かめること。成功は仕様どおりに作られ、テストで確かめられたかで測る。transitionは、変更を本番に移すこと。成功は本番に持ち込んだエラーの数と、事業への影響で測る。

今回は、設定値を決めたところで構築を終え、確かめないまま移行した。持ち込んだエラーは1件、影響は出荷の2時間停止と廃棄。

補足|ITIL 4の用語変更を評価して許可する仕事は、ITIL 4では change enablement(変更実現)というプラクティスでした。事前に許可された手順でできる「標準変更」、そのつど評価する「通常の変更」、急いで実施する「緊急の変更」の3種類に分けて扱う、という考え方です。ITIL 5のFoundation試験では、プラクティスの中身は問われません。

SCALE「変えろ」と「変えるな」は、両方正しい

工場長と話したあと、リーダーは会社の中期計画を読み返しました。表紙に「DX推進」と書いてある。

本社の会議では「変えろ」と言われる。工場では「変えるな」と言われる。情シスは、そのあいだに立っています。

ITILは、組織の「変える」と「変えない」を、3つの言葉で呼び分けています。

変革

transformation組織の動き方そのものを、根本から変える。
例:中期計画の「DX」。紙と電話中心の受注を、取引先と直接つながる仕組みに作り替える

変更

change製品・サービス・仕事のやり方を、少しずつ変える。
例:精算サーバーの設定値を1か所変える

通常業務

business as usual(BAU)確立した業務を、いつもどおり回している状態。
例:工場が毎日ラベルを印刷して出荷する
図3 本社の「変えろ」は変革の話。工場の「変えるな」は通常業務を守る話。そのあいだを毎日つないでいるのが、小さな変更。
読み解き

工場長の「変えるな」は、通常業務(BAU)を守るための、筋の通った防御です。冷凍食品の工場では、ラインが2時間止まれば製品を捨てることになる。変えたせいで止まった経験があれば、変えないのがいちばん安全だと考えるのは当然です。

でも、何も変えなければ、精算は毎月固まり続ける。中期計画の変革(transformation)も、一歩も進みません。

だから解くべきなのは、「変えるか、変えないか」ではない。止めずに変えるには、どうすればいいかです。その答えが、さっきの「本番に入るまでに通るはずだった道」、つまり構築と移行をきちんと通すことでした。

変更・変革・通常業務
change / transformation / business as usual(BAU)

changeは、製品・サービス・仕事のやり方などを変えること(少しずつ積み重ねる)。transformationは、組織の動き方そのものを根本から変えること。BAUは、確立した業務をいつもどおり回している状態。

精算サーバーの設定値は変更。中期計画のDXは変革。工場の毎日の出荷は通常業務。変革は、通常業務を止めずに、変更を積み重ねて進むしかない。

CARD変更にも、入口とカードを

リーダーは、第1話と第2話で作ったものを、変更にも当てはめました。変更の依頼も、チームの共通窓口を通す。そして1枚のカードに書く。

変更カード:精算サーバーの待ち時間設定(やり直し)

何を変える
接続の待ち時間の設定値。ただし精算システムだけに効くように、設定の場所を分ける
なぜ
既知のエラー 01(月末に接続が積み上がる)の根本対策
影響する範囲
同じサーバーで動くもの:精算システム、第二工場の出荷ラベル、ほか調査中
どこで確かめたか
ベンダーの検証用の環境で、ラベル印刷と同じ重さの処理を流して確認
知らせる相手
経理部長、第二工場の工場長(実施日を工場長と決める)
戻し方
元の値に戻す。5分。手順は別紙。戻す判断はインフラ担当がしてよい
了承
情シス課長、工場長
図4 やり直しの変更カード。工場長は「実施日を一緒に決められるなら」と了承した。

カードを見た工場長は、「戻し方」の欄で目を止め、しばらく黙ってから、こう言ったそうです。「止まっても5分で戻ると分かっているなら、話は別だ」。工場長が嫌がっていたのは、変更そのものではなかった。何が起きるか分からない変更を、知らないうちに入れられることでした。

SEも、カードには協力的でした。ただ、検証用の環境は今の契約に入っていません。今回は特別に用意してもらいましたが、続けるなら契約を見直す必要がある。この話は、夏にもう一度出てきます。

SPEED速く変えたい人と、止めたくない人を、両方満たす

やり直しの変更がうまくいったあと、SEが提案してきました。「毎回、人の手で設定を変えるから、ミスが出るんですよ。確かめが済んだら、本番まで自動で入るようにしませんか。速いですし」

工場長は首を振りました。「自動で勝手に入るのは困る」

ここで、ITILが区別している2つの言葉が役に立ちます。継続的デリバリー(continuous delivery)は、いつでも本番に出せる状態を保っておき、本番に出すかどうかは人が判断して決めるやり方。継続的デプロイメント(continuous deployment)は、本番への反映まで自動で行うやり方です。

精算システムの画面の小さな直し → 継続的デプロイメント

作る→自動で確かめる→本番まで自動で反映

第二工場の出荷ラベルに関わる変更 → 継続的デリバリー

作る→自動で確かめる→いつでも出せる状態で待つ→工場長と決めた日に、人が出す
図5 同じ会社の中でも、止まったときの痛みの大きさで、やり方を分けていい。

速く変えたいSEと、止めたくない工場長。どちらか一方を選ぶ必要はありませんでした。止まったときの痛みが小さいところは自動で速く、痛みが大きいところは、出せる状態まで自動にして、最後の一歩だけ人が決める。

継続的デリバリーと継続的デプロイメント
continuous delivery / continuous deployment

continuous deliveryは、いつでも本番に出せる状態を保つこと。本番に出すかは判断して決める。continuous deploymentは、本番への反映まで自動で行うこと。

工場のラベルに関わるものは、出せる状態にしておき、出す日は工場長と決める(デリバリー)。精算の画面の小さな直しは、確かめが通れば自動で出す(デプロイメント)。

RELIEF変える前に知らせるだけで、工場の子は耳を下ろした

しくみを置く

「止めるな、変えるな」と言っていた工場長が、変更カードの「戻し方」の欄でしばらく手を止めました。3体の子に置かれたしくみは、どれも、変更が本番に入るまでの道の上にあります。

工場長のうしろのはつみみ

怖がっていたこと自分の知らないところで、ラインにつながるものが変わること

No.18|ITIL 4の分類:サービス管理
変更実現
Change enablement
目的
リスクを評価し、変更を許可し、予定を管理して、成功する変更の数を最大にする
この話では
変更の依頼も共通窓口を通し、リスクを評価して許可してから、予定に載せるようにした
ほっとしたのは
変更カード。何を、なぜ、どこに影響して、どう戻すかが、変える前に工場にも届く

体験3つの変更を、どの扱いにするか決める

急ぐ変更でも、評価と許可は省かない。急ぐために後回しにできるのは、書類のほうです。事前に許可した手順でできるものは、毎回の承認を待たない。

ベンダーのSEのうしろのくうらん

怖がっていたこと確かめる場所がないまま、本番でぶっつけになること

No.31|ITIL 4の分類:サービス管理
サービスの妥当性確認およびテスト
Service validation and testing
目的
新しい、または変更された製品とサービスが、決められた要件を満たすようにする
この話では
やり直しの変更では、検証用の環境を特別に用意してもらい、確かめてから本番へ移した
ほっとしたのは
本番の前に確かめる場所と、「何ができたら合格か」の基準
第二工場の出荷担当のうしろのあとで

怖がっていたこといちばん止めてはいけない日に、変更が入ってくること

No.32|ITIL 4の分類:技術管理
展開管理
Deployment management
目的
新しい、または変更されたものを、本番やテストの環境へ移す
この話では
工場のラベルに関わるものは、いつでも出せる状態にしておき、本番に移す日は工場長と決める。戻すまで5分の手順も先に書く
ほっとしたのは
本番に移す日を工場と決め、戻し方を先に書いておくこと

変える前に知らせる、確かめてから移す、移す日を選ぶ。3つは別々のしくみですが、1本の道の上に並んでいます。どれか1つが欠けると、その場所の子がまた怖がりはじめます。

番号と分類はITIL 4の並べ方です。ITIL 5の試験で押さえるのは「プラクティス=資源のまとまり」と2つのグループまで。

せきのこ ── 席のうしろの、小さな子たち

SHIFT正解が、入れ替わる

「ありがとうございます!」。SEの「対応しました」に、課長はそう返していました。6年前に責められ続けた人の、感嘆符です。月末にまた止まることを何より恐れてきたから、いちばん速い手を選んだ。SEは契約どおりに誠実に動き、工場長は現場を守るために「変えるな」と言い続けてきた。

3人がそれぞれの持ち場で手を尽くして、それでも工場は止まった。足りなかったのは、3人の正しさをつなぐ道のほうです。

この回で入れ替わった正解
正解
今まで頼まれた変更は、すぐやる。小さい変更は、いちいち相談しない
→
これから変更の大きさは、止まるものの大きさで測る。本番に入れる前に、確かめ、知らせ、戻し方を決める
記録
今まで変更の依頼と了承は、個人チャットの中
→
これから変更も共通窓口を通し、カードに残す
完了
今まで設定を変えたら終わり
→
これから本番で何も壊れていないのを確かめたら終わり
価値観
今まで変えないことが、いちばん安全
→
これから安全に変える道があることが、いちばん安全
ITILの言葉
今まで構築と移行の区別がなく、本番で直接直す
→
これから構築(build)で確かめ、移行(transition)で本番へ。移行の成功は、本番に持ち込んだエラーで測る

メンバーの仕事で変わること

  • 設定1か所でも、変更カードを書く
  • ベンダーに頼むときも、個人チャットではなく窓口とカードを通す
  • 戻し方を、変える前に書いておく

その代わりに手に入るもの

  • 変えたあとで、知らないところから怒られない
  • 工場長が「変えてもいい」と言ってくれる
  • 止まっても、何を戻せばいいかがすぐ分かる
残った問い 変更カードの「影響する範囲」を書こうとして、リーダーの手が止まりました。精算システムと同じサーバーで、ほかに何が動いているのか。インフラ担当に聞くと、「全部は分からない」と言います。サーバーは何台あって、どれがどれにつながっているのか。それを書いた資料は、この会社のどこにもありませんでした。

この回で付いた名前

構築buildライフサイクル活動の1つ。部品を作って確かめる。成功は、仕様どおりに作られ、テストで確かめられたかで測る
移行transitionライフサイクル活動の1つ。変更を本番に移す。成功は、本番に持ち込んだエラーの数と、事業への影響で測る
変更change製品・サービス・仕事のやり方などを変えること。少しずつ積み重ねる
変革transformation組織の動き方そのものを根本から変えること
通常業務business as usual(BAU)確立した業務をいつもどおり回している状態
継続的デリバリーcontinuous deliveryいつでも本番に出せる状態を保つ。出すかは判断して決める
継続的デプロイメントcontinuous deployment本番への反映まで自動で行う

もっと詳しく:ITIL 5 解説ガイド(8つの活動と成功の測り方/構築とリリースの言葉/変更・変革・BAU)

CHECK確かめる

Q1. ベンダーのSEが設定を1か所変え、精算システムは月末に固まらなくなった。ところが同じ日、同じサーバーで動く出荷ラベルが2時間止まった。ライフサイクル活動「移行」の物差しで、この変更をどう評価するか。

  1. A精算が固まらなくなったので、成功
  2. B本番にエラーを持ち込み、出荷停止という事業への影響が出たので、失敗
  3. C設定を元に戻すのが5分で済んだので、成功
  4. D頼まれた設定値のとおりに変えたので、成功
答えを開く

B。移行(transition)の成功は、本番に持ち込んだエラーの数と、事業への影響で測ります。Cの戻す速さはサポート(support)の物差し、Dの「仕様どおりか」は構築(build)の物差しです。変更を評価して許可する仕事は、ITIL 4では change enablement(変更実現。初期の呼び名は change control)というプラクティスで扱っていました。

Q2. この話には、本社の中期計画の「DX推進」、精算サーバーの設定値を1か所変えること、工場が毎日ラベルを印刷して出荷すること、の3つが出てくる。この順に名前を当てた組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A変革・変更・通常業務
  2. B変更・変革・通常業務
  3. C通常業務・変更・変革
  4. D変革・通常業務・変更
答えを開く

A。組織の動き方そのものを根本から変えるのが変革(transformation)、少しずつ変えるのが変更(change)、確立した業務をいつもどおり回している状態が通常業務(business as usual、BAU)です。工場長の「変えるな」は通常業務を守る話で、変革は通常業務を止めずに、変更を積み重ねて進むことになります。